水瓶座

2025年上半期の水瓶座は「根拠はないのだけど、今年は面白い年になるような気がする」のオレンジが出ていました。

2025年上半期の水瓶座の運勢に触れていく前に、どうしてもしていきたい話がひとつあったりします。

今回、12星座それぞれの2025年上半期占いをやっていったのですが、多くの人が、本能や直感レベルで「進化のやり直し」に目を向けている印象があったのです。

一昔前までの時代において、毎年、毎シーズンごとに、人々は「新作」、「新製品」、「新しい流行」、「新しいカルチャー」が出てくることに、目をキラキラと輝かせていました。それこそ、今よりも「ネット文化」が存在していなかったからかも知れないけど、一昔前までの時代に生きていた人たちは「自分たちがこれから迎えていく未来」に夢中で、他人のことを誹謗中傷している暇などはなかったかも知れないのです。

水瓶座の人は、不思議と「10代前後など、自分が子どもの頃に見ていた光景」をかなり強く、自分の中に残し続けていることが多いです。

あなたが子どもの頃から数年、もしくは、数十年しか経っていないのに、あなたが見ていく景色はけっこう急速に変わっていった。

ここ数年間、水瓶座は、

• 根本的に、人はなぜ生きるのか
• 人は、この時代に、何を求めて生きるのか
• 生きていく上で、大切にしなければいけないことは何か
• 失われた答えや遺産を、掘り起こす必要はあるのか

など、自分なりに「生き方」、いや、「生きることそのもの」についての根本的な意味を問い続けてきたかも知れません。

その上で、2025年上半期、あなたは「思考の森の中」から抜け出て、新しい一歩を踏み出していくことになりそうです。

これまで長く考えてきたことに対して、自分なりの目途をつけることもできたりして、2025年上半期は「色々と動いたり、実行していったり、チャレンジしていく時間にしたい」と、密かに燃えていきそうですよ。「根拠はないのだけど、今年は面白い年になるような気がする」と、ワクワクしていけるのです。

前説が少し長くなってしまいましたが、2025年上半期の水瓶座の運勢がどのようなものになっていくのか、一緒に見ていきましょう!

まず、やはり、水瓶座は「自分の人生のことももちろん考えていくけど、自分だけが良い思いをすれば良いというわけではない。その自分も、生きていく限りは周り全体の影響を受けていくわけだから、私は周りへの貢献ももちろん考えたいです」など、全体のことを考えた上で「私に何ができるのか」を追求していく人なのです。

そんな水瓶座にとって、この2025年上半期は、「進化のやり直し」が改めて大きなテーマになっていきそうなのです。

「進化のやり直し」って、どういうことなのでしょうか。

ここでちょっと、ある作品がすごい売上を記録したり、世界的にヒットを飛ばした映画などがシリーズ化されていくような現象をイメージしてみてください。

その作品のファンはたくさんいるし、「続編があったら嬉しい! 」と、みんなが熱狂して待ち望んでいて、制作側も、色々な「大人の事情」がありながらも、新作を作り続けていかなければいけない。

でも、その結果として、「あ、ちょっとごめん。明らかに、3シーズン目までは面白かったけど、4シーズン目は進化を急ぎ過ぎたり、アレンジを加え過ぎてしまって、何がしたいのかわからなくなってしまいました。もう一回、何が正しかったのか、何をしたら良いのか考えさせてください。その上で、やり直せるところはやり直したいです」と、一度、原点とも言える過去に立ち返ることになった。

何が言いたいのかと言うと、そういった、いわゆる「作り直し」や「リメイク」のような動きが、2025年は色々な分野で活性化していきそうなのです。

水瓶座も、「進化のやり直し」の波や流れを感じていて、これまで、「急いで成長したり、急いで成果を出していかなければいけない」と思ってきた毎日から少し離れて、自分なりに「これからは、ちょっと違うやり方でやっていきたいな」と考えたりもしています。

• 人が何かに対してワクワクしていく
• 明日が来るのが待ち遠しい
• 自分なりに、目を輝かせて追求していきたい何かがある

そういうことは、別に「新商品や新製品が毎シーズン出ていく世界」でしかできないことではないし、そこまで難しいことではないはずだと、あなたは気づいてきているのです。

ここまでずっと、「ワクワクの起こらない状況」が続いてきてしまったかも知れません。

でも、2025年上半期の水瓶座は「もう一度、今いる地点から0（ゼロ）に戻って、またここからのワクワクを作っていこうぜ! 」と、けっこう燃えているのです。

「みんなでカレーを食べに行こう」とか、「またみんなで居酒屋で打ち上げをしてみよう」、「週末はひとりで本を読みに行こう」など、まずはそのような身近で小さなワクワクを、またちゃんと体験していく。

そして、今度は急がず、慎重に、ちゃんと周りとも話し合いながら、「じゃあ、これから先はどういう進化や成長をしていくか」を考えていく。そういうことを、これからやっていきたかったりするのです。

今回、2025年上半期の運勢を12星座分見ていった時に、「自分たちでコミュニティを作って、そこで手作りの餅つき大会をしたり、イベントやお祭りづくりに燃えていく星座」など、いわゆる「昔、みんながワクワクしてきたことを、ちゃんとまた再生させていこう」としている人の出現が、ちらほらと目立ってきていたのです。

「人の何倍も働き、競争に打ち勝ち、自分だけ“一抜け”で幸せになっていく」という生存戦略モデルも大事だけど、「たまにみんなで顔を合わせて、手作りのカルチャーを作っていきましょう」みたいな、「新しいコミュニティ・モデル」のようなものが作られていこうとしている印象があるのです。

そんな転換期の中、水瓶座も自分自身が中心となって、「再び、みんなを温めていく役割」を担っていきそうですよ。もしよければ、2025年上半期は「みんなで温まる」など、そのような機会を作っていってみて。何も大げさなことをやる必要はなくて、不定期で、「みんなで温かい飲み物を飲みながら、少し話し合おう」とか、実際に火を使わなくてもいいので、「焚き火の会」みたいなイメージで色々なことをやっていってみて。もちろん一人で、温かい飲み物を飲んでみたり、暖炉の前にいる自分を想像するだけでも良かったりします。そこから、あなたや、あなたの周りにしか作れないような、「新しいカルチャーの試作モデル」が出来上がっていきそうです。

それ以外にも、この2025年上半期の水瓶座は、「最近、全然こういうことをやってこなかった! 久しぶりじゃない? 夜の0時近くまで話すの! 」とか、「とりあえず、スマホでお店のレビューを見ないでさ、今から3軒先で出合うお店に入ってみよう」など、「自己流の青春の遊び」をたくさんやっていく流れが出てきていたりしますよ。時に、「少しだけ、おバカなこと」も含めて、気持ちが軽くなることをやってみてくださいね。

あと、2025年上半期は「みんなで古い温泉街に行くツアーをやってみない? 」など、そのような思いつきや空想についても、不思議な追い風が吹いて、実現されていく方向に動きやすいです。この時期は「思いついたら、やる方向で」が推奨される時なので、「こんなことを空想してしまって、時間を無駄にした」と思わずに、ノリと勢いで「やっちゃおうぜ! 」と、思い切って踏み出してみるのも良かったりしますよ。

2025年上半期の水瓶座個人としては、「封印が解けるか」のような、かなり大きな動きが出てきます。

とにかく動いて、行きたかった場所に行ってみて、会いたかった人に会ってみて、そのひとつひとつの体験を宝物にしていけるし、あなた自身もようやく、「新しい刺激」を胸いっぱいに吸い込んでいくことができそうなのです。2025年上半期は「ファン活」があなたの中で盛り上がっていくような時なので、「密かに、すごく好きだった世界」に近づいていくこともありそう。そこでの不思議な縁なんかも生まれていきそうですよ。

仕事面などにおいても、今までは「必死で、とにかく余裕がなかった」と感じられてきたような人も、自分の中で余裕が出てきたりして、じっくりと、「組み立て」ができるようにもなっていく感じがあります。「この場面で、私に求められているのはこういうことだな」と、外側から自分を眺める感覚を持つことなんかもできて、ひとつひとつの現場を楽しんでいったりもしそうです。

すごく変な言い方になってしまうのですが、水瓶座の人って、「あー、絶対にこのまま進んでいくと、苦しい。看板にも、『上級者向けの地獄谷』って書いてあるし。でも、行くしかないよね。ここまで進んできた縁や意地もあるし、地獄のひとつやふたつ、私が乗り越えていくよ! 」と、前に苦難があることが予測されていたとしても、行かずにはいられない「不思議な覚悟」を持っていることが多いのです。

だから、あなたはこれまでも、自分が思っている以上の「けっこうな地獄谷」を体験してきたのですが、2025年上半期は「もうもうと煙が吹き荒れる地獄谷」ではなくて、「蝶が舞い、小鳥がピヨピヨとさえずったり、気持ち良さそうにお空を飛んでいたりする」ような、「楽しいピクニックコース」をルンルンしながら歩いていくことができそうです。

もちろん、ルンルン・ハイキングコースだけではなくて、「はーい、霧やモヤが入りまーす! 」みたいな谷に突入することもあるでしょうけど、これまでの経験があるし、「つらいことがずっと続いてきてしまった」みたいなところは抜けてきたから、大丈夫ですからね。

一方で、この2025年上半期の水瓶座は「脱出願望」もかなり強まっていきます。

そういう意味で、2025年上半期は「ひとり旅」なんかにも縁ができていくような期間になっています。

人がなぜ「ひとり旅」をしたくなるのかと言うと、それは、「今の自分の、一番新しい素の表情」を発見したくなるからだと思うのです。

人ってどうしても、誰かやみんなと一緒にいると、その人たちに「合わせていかなければいけないこと」が増えていきます。それを続けていくと、「みんなに合わせた自分としての表情」しかできなくなってしまって、「私の本当の表情は、どういうものだっけ? 」と、大切な事実を忘れていってしまう。

2025年上半期のあなたは、ちゃんと計算をして、ちゃんと分析もして、みんなの前では「プロ」としての振る舞いをしていきます。でも、それと同時に、ちゃんとみんなから去っていく「ひとりの時間」も持ってみて、自分の素を確認していったり、「あ、今の私って、こういう表情も持っていたんだ」と発見していくことができそうですよ。

いわゆる、ONとOFFのバランスをちゃんと取っていきそうですし、整理をしながら、そして、これからやりたいことの材料を揃えながら、自分のペースで歩んでいくことができそうです。

最後にひとつだけ、この時期のあなたに注意してもらいたいこともあります。

それは、近年さらに「巨大化」してきてしまった、「ネット文化」との付き合い方なのです。

言い過ぎかも知れないのですが、「ネット文化」が生活の深いところにまで入ってきて、これまでの比じゃないぐらい、「強い他人の言葉」がそこかしこに溢れるような世界になってきています。そこには「炎上を誘うかのような、激しく、挑発的な言葉」も並んできているから、そろそろ、「無造作に作られていく言葉との付き合い方」についても、各自、自分なりにルールを作ったり、「ネットとの付き合い方」を本格的に考えていかなければいけないような時代にもなってきている気がしています。

水瓶座は特に、「言葉」を大切にする人でもあるし、その「言葉」の影響を受けやすい人でもあります。

「言葉」って、私たちの生活に新しい気づきを与えてくれるのと同時に、「たまたま目が合ってしまった言葉や、投げかけられた言葉に囚われてしまう」など、きちんとした「呪い」のような働きもしていくものです。

2025年上半期の水瓶座は、「自分の感性」や「自分のセンス」を再活性化させていく時です。

だからこそ、「すぐに言葉に直したり、感想を言ったり、自分の考えを述べたりしない時間」、つまり、「沈黙」や「考え中」の時間もすごく大事になっていきそうですよ。

言葉から離れる時間も持って、季節の移り変わりや木々の色彩に触れたり、小鳥のさえずりを聞いたり、おいしいものを食べたり。そのような時間を大切にしていってくださいね。

2025年上半期の仕事面でのあなたのテーマは「面白さ発見能力の活性化」です。

もともとの話になるのですが、水瓶座の中には「他の人が見ない角度で、宝物を発見していく嗅覚」が強くあったりします。やはりこれも、10代など、子どもの頃に経験した、「自分が接していく世界の中に、こんなにすごいものがあるんだ! 」という感動の原体験から来るようなものが大きいのです。

だから、水瓶座には、ある程度の時間と自由があったら、「世の中に埋もれている、宝物」を勝手に見つけ出してきてしまうような力があったりするのです。

2025年上半期の水瓶座は、仕事面においても、もともと持っていた「面白さ発見能力」がかなり強く活性化していきそうですよ。「この部分、もうちょっとこういうかたちに変えたら、面白いことになるんじゃないかな」と気づいたり、周りの人が「こういう仕事、あなたがやってみたら面白いんじゃないかな」と声をかけてくるなど、そのようなご縁も持ち込まれやすい状態になっていきます。

アイデアが降ってきやすい時でもあるし、そのアイデアが、具体的な「あなたの明日」を作っていってくれる可能性もかなり高いので、「こんなの、ただの私の空想だよな」と片付けずに、ノートや携帯電話のメモ帳などに、アイデアやネタを書き込み続けてみてくださいね。

2025年上半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「筋が通った変人との、大切な奇縁」になります。

先に結論から言うと、この2025年上半期の水瓶座は、持ち前の「どう猛」とも言えるような好奇心の強さが対人関係にも出ていって、「え、ちょっと待ってあなた。なんでソフトクリームがスケボーしているスウェットなんて着ているの? こちらに来て、ちゃんと話を聞かせてください」など、「なんだこの奇縁は? 」と思ってしまうぐらいに、あなた好みの「変な人」との出会いが増していきそうな予感があるのです。

これ、なんとなく、あなたも勘づいていたと思うのですが、やはり、2025年になる前の2024年までは、「なんとか、この世界で生きていくための新ルールや新環境に慣れなきゃいけない」みたいな、ある種の強い「修行期間」みたいなことをやっていたりしました。

でも、ようやく、その「修行の海」を渡り切ったあなたは、この2025年の世界をのびのびと探索していくことができそうなのです。

偏見かも知れませんが、水瓶座は「一部、生まれたままの姿を残して生きている人」が大好きだったりします。「ちゃんとしようと思えば、矯正できたかも知れないけど、自分なりに、修正しないで残してきちゃいました」みたいな性質を持っている人に、惹かれていく。「私、大人だから、好きじゃない人にも挨拶しなくちゃいけないのはわかっているんですけど、どうしてもそれを素直にやることができないから、苦手な人に挨拶をする際には、相手の側頭部を凝視するようにしています。それが私にできる、最大の譲歩です」みたいなことを言っている人に弱いのです。

そういう、「なんとか、自分を曲げずに生きている人」と、この2025年上半期も大きな縁が出てきそうなので、「筋が通った変人」を大事にして、その人と一緒に楽しい企てなんかもしていっちゃってくださいね。