魚座

2025年上半期の魚座は「大人の階段、のぼっちゃいました! 」を表す茶色が出ていました。

今回、魚座の2025年上半期を占っていったのですが、魚座はもうすでに、2025年が始まっていくスタート地点の前に、相当な研鑽や鍛錬を積んできたのです。ですから、先に結論から言うと、あなたにとっての2025年上半期は「考えてきたことを、試すだけ。そして、思いっきり、チャレンジを楽しむだけ! 」みたいなことになっていくと思います。

ただ、やはりここで注目したいのが、「2025年のスタートを切っていく前に、魚座がどのような研鑽や鍛錬を重ねてきたのか」なのです。それを少しだけ紹介させてくださいね。

失礼な感じに聞こえたら申し訳ないのですが、2025年が始まる前に、魚座は「精神年齢がもともと3歳だった人が、その精神年齢3歳の良さを残しつつ、一気に40代の年齢層に上がった」ような印象があったのです。

魚座はもともと、「面白ければOK」の性質がとても強くあったりします。

「あ、めずらしい蝶がいる。追っかけてみよう! 」みたいな感じで、徒労になってしまうかも知れないけど、「面白さを見つけたら、基本的には追求していく姿勢」を持っていたりします。また、「他人が持っている、面白さの原石」も見落とさないところがあって、「なんであなたがそこまでやってくれるの? 」と思われるぐらいに、応援したり、手助けしてくれたりもするのです。

他のことについては「どうでもいい」と思っていたりするのに、自分が一度見つけた「面白さの原石」については、簡単には諦めきれないような、そのような執念の強さを見せていったりする。

魚座は、3歳の子が「あ! なんかあれ、キラキラ光ってるぞ! 」と言って、自分なりに面白さを見出していくような、素敵なセンスを持っているのです。

一方で、「面白いものを見逃すことができない」ために、人生の色々な節目で、「面白さだけを追求していって良いのかな」など、独自の葛藤とも付き合っていったりもします。あと、あまりにも色々なことが「激しく、面白さに偏り過ぎた展開」になり過ぎてしまって、「神様さ、私は面白いの大好きではあるんだけどさ、もういい加減に、落ち着かせておくれよ! 」と、神様に懇願したくなることもある人なのです。

そんな魚座なのですが、2025年になるまでの期間、けっこう大きな「大人の階段」をのぼってきました。

あとで詳しく説明をしますが、ここまでのあなたはけっこう強く「大人」としての視点を持って、「自分のあり方と、自分のこれから」について、大きな見直しを図っていったところがあったのです。

たとえば、「自分の周りにいてくれる人たちは、けっこう面白い人ばかりだし、その分は恵まれていると思う。でも、気づいたら、私の毎日についてはあんまり刺激がなく、同じことを繰り返してしまっている気がする」と感じたら、「では、どうすれば私の生活が活性化されるのか」とちゃんと真剣に考えて、それに対する「変革」に着手していったりもしたのです。

もうひとつ、2025年上半期を含めての動きにもなるのですが、「大人の階段をのぼったあなた」は、いわゆる「純粋な理想」だけに囚われずに、「私は自分の生き方のテーマとして、ちゃんと人とわかり合いたいと願っている。一方で、認めたくないけど、長い時間をかけて話し合ったとしても、結局はわかり合えないケースも体験してきた。だから、これからはその分のエネルギーを、ちゃんと投資と労力が返ってくる方向で使っていきたい」など、柔軟なやり方をしていくのが上手くなっていっているのです。

「その場が面白い」だけではなくて、「私の人生をもっと面白くしていくため」や「ちゃんと心の底から笑っていくため」に、あなたは新しいルール作りに取り組んでいったり、「見たくない部分」についても、ちゃんと見ようとしてきました。「うわー、この部分、直視したくない。でも、向き合わないと、前に進めない。よし、やったるぞ! 」と、ちゃんと正面から取り組んできたりもしたのです。

そんなあなたは、2025年上半期において、「私はこうでなければいけない」など、そのような「固定化されてしまった理想」ではなくて、「あ、別に私は、もっと色々なことを自由にやっていって良いのかも」と、良い感じで解放されていったり、良い感じのスピードで、「これからの私が生きる環境づくり」に取り組んでいくことができそうなのです。

それでは、いよいよ、2025年上半期のあなたの運勢がどのようなものになっていくのか、一緒に見ていきましょう。

改めて、変な言い方になるのですが、2025年上半期の魚座は、「精神年齢が40代ぐらいになった人の自由さ」を手に入れた状態で始まっていきます。「え、もうちょっと輝かしいものが良いんですけど」と思われるかも知れないのですが、これが、思った以上に「使い勝手の良い武器」になっていきそうなのですよ。

「40代ぐらいの精神年齢」を手に入れた、2025年上半期の魚座は、思った以上に良い力加減やスピード感で、スムーズに「やってみたかったこと」をやっていけそうなのです。

ちょっと説明しますね。

人にとって、10代とか20代って、キラキラ輝いていたり、徹底的に闇落ちする夜があったり、光と影のバランスがすごかったりもするじゃないですか。先週までは青春をやって、今週は暗黒をやるみたいな、それぐらい落差が大きい日々を過ごしていったりもする。

そして、そのような「若い」とされる年齢の時は、ある部分において「輝かしい時間」を過ごしていくこともできるわけだけど、同時に、「若い年齢にいる時」というのは、行き急がないといけないし、思った以上に周りから「監視」されたり、「ルールを強要」されたりもしちゃいますよね。自分が好きでやっていることに対しても、「そんなことをしていたらもったいないよ」と言われたりして、「ものすごく余計なお世話だなぁ」と感じてしまうこともある。

でも、そこから先の年齢層になっていくと、お互いに「あ、私は私で好きにやりますので」と、あんまり周りの目も気にならなくなってくるところがあるし、「人間関係で、お互いに注目したり監視し合ったりするのではなくて、自由にやって、たまに報告会でもしていきましょう」と、適度な「緩さ」と「自由さ」が手に入っていくようになったりもするのです。

2025年上半期のあなたは、「40代ぐらいの精神年齢」も手に入れてきて、ある意味の「生き急ぎ」がなくなり、「こうでなければいけない! 」という「がんじがらめのルール」もなくなってきています。

改めて、この2025年上半期を前にして、「ひとつひとつ、新しい経験をしていきながら、これからの生きるためのルールを作っていこう! 」と、あなたは自分なりの「新しい地盤固め」に燃えていっているのです。

一方で、この2025年上半期の魚座には、かなり大きな「変革を後押ししていくための風」が吹いてきます。

この「変革や変化の風」なのですが、大きな、「運命的な動き」でもあったりするので、「あ、私は変革しないで大丈夫です。現状のままでいたいです」と遠慮をしても、ドアをぶち破って入ってくるような強引さを持っていたりします。あなたが何を答えたとしても、「あなた、変革する。無関係、ダメ」みたいに、ちょっと言葉が通じないところがあるのです。

なぜ、2025年上半期の魚座に、変革が必要なのでしょうか。

今、占いをしていても強く感じるのですが、今の時代に生きている人たちの多くに、けっこう強く「自分なりに、もがいている状態」が出てきていたりするのです。日々、生活していくことに関しても、非常に「息苦しい」と感じてしまうことが出てきていたり、「またか」とうんざりしてしまうようなことも、次から次へと出てきてしまっている。

ですから、今の時代において「何か良いことないかなぁ」と、現状維持でただ待っていたり、「誰かがなんとかしてくれないと! 」と思っているだけでは、正直、その期待を「余裕を持った他人」が叶えていってくれることは難しくなってしまっていて、「不満」や「息苦しさ」は増していってしまうような流れがあるのです。

だから今、この2025年上半期に、「うんざりが極点まで溜まった」人は、「息が吸える場所」や「ワクワクできる場所」を自分なりに動いて発見していこうとしたり、有志となって周りと協力して、新しい場所を作っていこうとしています。

「ワクワクする」って、そこまで難しいわけではないかも知れないのに、「ただ待っているだけでは、ワクワクはできない」ことが、骨身に染みてわかった人が多い。だから、「私の自己満足で良いから、何か楽しめるイベントを作っていこうぜ」と、魚座もやっていきそうなのです。

2025年上半期は、「新しい生き方の実験」をしていくのに、すごく良い時ですよ。

それに、2024年の段階から、魚座はすでに、「もう一段階、私は自由で良いかも知れない。だって、絶対にこうでなければいけないみたいな正解はないわけだから」と、生活スタイルの変化も含めて、自分なりに「一歩前に進んだ実験」をやってきたはずなのです。

その実験を、「試作品」ではなくて、本格的にひとつの「作品」として作り上げていくのが、この2025年上半期の魚座の使命になっていったりしますよ。

2025年上半期の魚座の開運行動でもあり、そして、大事なミッションにもなってくるのが、「思いつきの実行」なのです。

もしよければやってほしいことがあって、あなたが、公園や木々が生い茂るような散歩コースを歩いていて、そこで景色を見ながら、誰かと気持ち良く雑談をしている様子をイメージしてみてください。そのような道をひとりで散歩しながら想像しても良いですし、実際に、誰かと一緒に話しながら歩いてみても構いません。

そして、一緒にいる人から、「何かさ、あなた今、やってみたいこととかないの? 」と聞かれたとします。

そのような「適度に体も動かして、景色も綺麗で、気分が良くなっている状態の時」って、パッとひとつの発想が降ってくることがありますよね。

「私さ、スキーとかやってみたいんだよね」

など。

そしたらですね、そこで出た「思いつき」は本当に大事にして、スキーの真似事でも、実際に「スキーを滑る」の1/10ぐらいの行動でも良いので、そのアイデアに対する「着手」をやっていってほしいのです。

これは雑談になるのですが、占いの仕事をしてきて、いわゆる「思いつき担当の神様」は、いる気がするのです。

ある人が、「何かアイデアないですかね。もしくは、私がやった方が良いこと。最近、ツイていないし、今の私の展開を変えたいんですよ」と愚痴を吐いていたとしたら、その「思いつきの神様」は、「え、あなた前に自分で言ってたじゃん。スキーやりたいって。スキーやってみなよ」と、そのようなことを言うかも知れないのです。

こういうのはあくまで空想ですし、「あなたに神様の何がわかるんだ」とか、「私こそ、神様と対話ができる人です。あなたは偽者です」みたいな声が出てきてしまうかも知れませんが、なんとなく、「あなたは前に、スキーをやりたいと言った。それを実施しないといけない。1/10の規模でもいいから、そのアイデアの体験を『済』にしてもらわないと、次のアイデアは降ろせません」みたいなことは、けっこうあったりするかも知れないのです。

だから、2025年上半期は、どんなにくだらないことでも、「思いつき」を大事にしてみて。思いついたら、なるべく実行してみてくださいね。

もちろん、綺麗なイチョウ並木を歩いている時に出てきた、「エベレストに登頂してみたい 」というものすごくハードな思いつきを、「絶対に実行しなければいけない」と苦しむようなことはやらなくて良いのですが、「じゃあ、ピクニックレベルを少し超えたあたりの、山歩きができるようなコースを体験者に聞いてみて、週末にやってみよう! 」みたいな感じで始めていくのは、お勧めだったりしますよ。全部はできなくても、せめて「思いつきの、入り口のゲート」まではくぐろうとしていくのが良さそうです。

2025年上半期は、「大人としての自由さを活かす」とか「思いつきでやってみたかったことをやってみる」など、そういうあなたの動きに応じて、「ワクワク」と「もっと自由なやり方」が手に入っていきそうなので、やっぱり、自分なりに動いてみちゃってくださいね。

2025年上半期の仕事面でのあなたのテーマは「色々な『離れる』を試してみる」です。

大きな目線で見た時に、今のあなたは「2020年ぐらいから取り組み続けてきた、大きな賭けや、自分自身の変化」に一段落つけていくようなタイミングにいたりします。この2025年上半期のあなたは、仕事面において「ちょっと飽きてきた部分もあるから、新しい刺激がほしい」と感じてくるかも知れないのです。

「同じことの繰り返し」ではなくて、自分なりにパターンを変えてみようとしたり、いつも以上に、新しい試みをしていったりして、アイデアが降りてくることが多くなりそうですよ。

改めて、この時期のあなたは、周りの環境に対して「空気の入れ替え」をまぁまぁ強く求めていきそうです。それゆえ、今の自分の環境に対して、なんらかの「酸欠状態」を感じた人は、思い切って離れていくことを選ぶ人も出てくるかも知れません。

「離れること」は悪いことではなくて、感性の鋭い魚座に「移動や旅」を趣味にしている人が多いのは、「今いる場所から離れて、自分の感性がリセットさせていくこと」を、自分の必須行動にしているからなのです。だから、2025年上半期は、色々な「離れる」を試してみても良いかも知れないですよ。

旅に出かけたり、博物館や資料館に行ってみたり、自分とは違う業種の人と話してみたり。「離れる」ことによって得られる刺激が、これからのヒントになっていくことも多くなりそうです。

感性をリセットして、そして、新しい刺激を吸収して、自分にできる「パターンの変化」をやってみる。すぐに結果が出ないことでも、自分なりに強化項目を作ってみて、そこに対して地道に取り組み続けてみる。そのようなコツコツ活動を意識していくのが良さそうですよ。

2025年上半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「マニアック物々交換」です。

もともと、魚座は恋愛面や人間関係において、「私が知らなかった世界のことを教えてくれる人」を大歓迎していく傾向があります。「え、なんですかそれ。あなたが住む土地では、そんなに綺麗な山々の風景があるのですか? 」など、人を介して、「私が生きているこの世界は、とてつもなく広く、そして、色々な宝物が眠っているのかも知れない」と、ロマンを見ていったりするのです。

2025年上半期の魚座は、「新しい村づくりやコミュニティづくり」、「不思議と縁ができていく土地に対して、調査を始めていく」などの動きが出てきそうなので、「その場所に住んでいる、地元の人」とも縁が深くなっていきそうです。

そのような「知らなかった世界を教えてくれる人」を歓迎する一方で、この時期のあなたは、もうちょっと、会う人や交流していく人を限定していくような、「狭く、深く」の付き合いを求めていくかも知れません。

いわゆる、「マニアック同士の繋がり」は、本当に強いものになっていきそうですよ。

2025年上半期のあなたは、「マニアック物々交換」のような動きが盛んになっていって、たとえば、「あなたに、おいしいコーヒーの淹れ方を教えよう。そしたら、あなたは私においしいおでんの作り方を教えてくださいね」など、周りにいる人たちと「自分が勝手に追求していることの知識や経験」をシェアし合ったり、分け合ったりしていきそうなのです。

そのような、「社会科見学兼勉強会」みたいな交流を通して、色々と不思議な人たちとの縁が深まっていきそうなので、楽しみにしていてくださいね。