双子座

2025年の下半期が始まっていきますね。今回はちょっと、双子座の運勢を説明していく前に、ひとつのお話をさせてください。

占いで双子座を見ていった時の感想なのですが、双子座は「財産を持ちたい旅人」のような性質があるのですね。

これはどういうことなのかと言うと、やはり、双子座という人の性質や気質の核となる部分に、「旅人」としての成分が強くあるのです。

あなたの中には、「移動はしたいし、飽きたらやめたい」みたいな精神があるし、「気が変わるかも知れませんので」という理由で、「末永くの契約」をするのも苦手としているところがあります。「私の自由を阻害するもの」を嫌悪するので、一緒にいる人についても、「自由の邪魔をしてこない人」であったり、相手も自分も、「自由にやっていくところがあっても良い」と、そのように認め合えて、協力し合えるような人と親密になっていきやすい。

繰り返しになるのですが、双子座は「旅」及び、「移住」の衝動を持ちやすい人であり、その衝動が自分の中に起きた際に、「必要最低限の荷物だけをまとめて、今まであった生活を捨てて、新生活に移行できるような体制」を持つ人でもあるのです。

そんな、あなたの人生にとって重要な「旅」や「自由」の成分なのですが、それを支えるものとして、どうしても、「財産」が必要なのです。

「私が自由に旅をするかのような人生を送るためには、財産からのバックアップが必要だ! 」

という感覚を双子座は持っているので、その「財産」にあたる部分の、お金、仕事、社会的な立場、投資、不動産、知識、友人関係など、そのようなものともちゃんと向き合っていこうとしていく。

ここはちょっと余談になってしまうのですが、「双子座の運勢を見ていく」ということにおいて、毎年、この「旅」と「財産」の比重を見ていく感じがあるのですね。「あ、今年はちょっと、旅の成分の方が多めだぞ」とか、そういうことを占いの大事な指針として見ていったりもするのです。

何かほら、チョコレートなどの甘いお菓子と、ポテトチップスなどの塩辛いお菓子って、交互に食べると永遠に食べられたりするじゃないですか。双子座にとって、甘いお菓子が「旅」の成分で、塩辛いお菓子が「財産」にあたっていて、双子座は、その二つのお菓子を交互に永遠に食べ続けていくような、ひとり永久機関のようなところがあったりするのですね。

話を戻して、では、この2025年下半期の双子座はどうなっていくのか。旅と財産の比重はどうなっていくのか。その部分をやはり、詳しく見ていきたいと思います。

2025年下半期の双子座は「生きていく上で必要なことは、旅から学ぶ」のターコイズが出ていました。

双子座を占っていく上で、大事な指標となる「旅」と「財産」の比重なのですが、この2025年下半期は、6:4ぐらいになると思います。気持ち、「旅」の成分の方が多くなりそうなのです。

というのは、「これから先の世界に生きていくための、必要な準備や手続き」及び、「私や私の周りの人に、何かあったとしても、とりあえず、まぁまぁ安心して暮らしていけるような体制づくり」については、この2025年に至るまでのあなたが、十分すぎるぐらいに、手を尽くしてきたから。もちろん、その「安心して暮らしていくための、財産に関する準備」については、いくら手を施したとしても、足りるところはないと思います。でも、「まぁ、ここまで色々と考えたし、対策も取ってきたから、何か起こったとしても、その時にまた考えていけばいいな。現状は、ここまででOK! 」みたいな感覚にはなってきている。

だからこそ、この2025年の7月ぐらいからは、「内にこもって頑張る時間が多かったからこそ、外の世界に出ていって、旅をしていきたい! 」と、強く願ってきているのです。

そのような意味で、この2025年下半期の双子座を代表するカラーは「旅」を表す、ターコイズ色になっていました。

それでは、2025年下半期のあなたが取り組んでいく「旅」という象徴の中には一体、どのような意味が込められているのでしょうか。

ここも説明していくと、2025年下半期の双子座が取り組んでいく旅には、「遠征」、「延長」、「発展」というキーワードが大きく含まれていたのですね。

もちろん、ここで言う「旅」の中には、「一泊二日で温泉宿に行って、心身共に、癒されてきました」とか、「南の島へバカンスに行ってきたど! 」など、文字通り、「旅行」のような意味も含まれていきます。

同時に、この2025年下半期のあなたの旅は「いつも通っている習い事教室で、合宿があったから、そこに参加してきた」など、そのような意味も強く含まれていったりもするのです。

これには、「遠征」、「延長」、「発展」というキーワードが関連していて、「いつも行っている場所、もしくは、やっている行動よりももっと足を伸ばしていく機会に恵まれる」とか、「今まで、レベル1の基礎編をやっていたのだけど、2025年下半期はレベル5の上級者編にチャレンジすることになった」など、そのような冒険的な性質も含まれていきそうですよ。

そしてもうひとつ、この2025年下半期のあなたが「旅」を求めていく重大な理由があるのです。

ちょっとお茶でも飲みながら聞いてほしいのですが、今の世の中って、一昔前の世界と比べても、「これを持っておけば安全! 」みたいな、「絶対的な価値のあるものの効力」がちょっとずつ弱まってきていますよね。

それこそ、一昔前まであった、「この企業に入っておけば安全！」と言われているようなところに就職しても、そこが近未来において、「どうなっていくか」なんて誰にもわからなくなってしまったし、お金も、仕事も、あるに越したことはないだろうけど、それがもう、「絶対的な存在」とは言えなくなってきているところがあるわけです。「絶対的な価値があるものだからこそ、それを手に入れるために、どんな代償を払っても構わない」みたいな考え方が、良くも悪くも、昔ほどにはなくなっていきました。

色々な物事に、「絶対的な価値」が無くなったのならば、何を残していくべきなのか。何を所有した方が良いのか。何を共有していくのか。何に貢献をして、何が助けになるのか。

そういった、「これから先の未来において、価値が再評価されていくもの。もしくは、価値あるものとして、認められていくもの」を探し求めていくために、2025年下半期の双子座には「旅」の時間が必要なのです。

その「旅」の手段は色々あると思うのですが、この2025年下半期に関しては、「人に会う」のがお勧めになっていきます。それだけ、この時期の双子座は「会う人に何かを贈り、そして、相手からも何かを贈られる関係」が築かれていきやすいから。

仕事で一緒になった人との、帰り道の駅までの雑談時間なんかも、「旅の一種」と捉えてもらって、そこで、何か色々と「私が知らなかった世界に旅行をしているかのような話」を受け取っていくかも知れない。

それと、この時期のあなたは、自分の親ぐらいの年代の人から、「息子や娘の友達」みたいな扱いを受けて、「この仕事を手伝ってくれないか? 」など、個人的な縁が開けていく可能性も高そうですよ。

2025年下半期の双子座の「旅」を支える、「財産」の話についても触れていきたいです。

この時期の双子座が財産として取り扱うものとして、まず、「これからの楽しみや幸せとなるものが育っていく」という特徴を持つ、「資産」の存在があるのです。そして、その「資産」とは逆の性質を持つものとして、「なんかもう、私の人生から切り離したいなぁ。見ているだけでガッカリしてしまう」と感じられるような、「負債」と呼ばれるものもあります。

それで、結論から言うと、この「資産」の運用にしろ、「負債」の処理にしろ、双子座にとって、次の大きな動きが出てきそうな時期が、2025年の10月以降になりそうなのですね。

2025年7月から9月までの期間は、双子座にとって一種の「回復期間」になっていくような時で、この期間は「動かそうとしても、なかなか動かないようなものにイライラするぐらいなら、放っておく方が良い」の方針を立てていくことが大事になったりもします。というのは、やはり、2025年に入る前の、2024年などもそうだったのですが、双子座は本当に、「ブルドーザーで整地するぐらいの勢いで」、周辺環境を片づけてきたり、なんなら、更地にまでしてきたところがあったわけだから。その疲れがこの2025年下半期の9月ぐらいまでは出ているので、「一旦、休んで、遊んじまおう! 」と考えていくことが大事になっていきますよ。

10月になると、「資産」にしろ、「負債」にしろ、「この案件に関して、どうしていこうか」という判断ができたり、次に打つ手が見えてきたりもします。

そういう意味においても、2025年下半期は「自分の周辺にある財産や、動かないものについてあれこれ悩むのではなくて、外の世界へ出て行って、新鮮な空気を吸ってくる。気持ちや頭の入れ替えをしてくる」など、そのような作用を持つ、旅をしていくことがお勧めなのです。

「未来を作っていく資産。そして、整理をしていかなければいけない負債」も含めた、両方の「財産」について、「はい! 今はここに乗っかれる! 全力で資産作りに励んでいこう! 」とか、「え、今、この負債に手をつけていくチャンスじゃない? よし、一気にやっちゃおう! 」など、ちゃんと風が吹いていきます。

だから、「今、動かせそう! 」と感じたら、一気に取り組んでいっちゃうのが良さそうですよ。

最後に、もうひとつだけ話をさせてください。

今の時代はやはり、「何をするのが正解か」がなくなってきているところがありますよね。ただ、だからといって、「よし、じゃあ、残りの貯金をはたいて、山をひとつ買って、自給自足の生活にチャレンジしてみるか! 」など、あまりにも極端過ぎる行動に移ることは、一部のスペシャリストや爆発的な生命力を持つ人でなければ、現実面として、避けた方が良かったりもするわけです。

「答えのなくなった時代の中にも、答えは残るし、その上で、新しい答えを探していかなければいけない」。

そのような「面倒くさい移行期」の中に、我々は生きていたりもするのです。

では、「私は何を選び、何に賭けて、何を正解としていくか」。

それについては、「ひとりで延々と考えて、答えを出していく」というよりかは、自分が今いる場所とは異なる空気に触れたり、混ざり合うことによって、「答えがポンと降りてくる感覚を待つ」のが良さそうです。

それこそ、旅に出かけたり、友達との雑談の中で、急に「あ、私がやりたかったことって、こういうことかも! 」と思いついたり。

そのような、「これまでの私にはなかった答え」がポン! と生まれやすい時なので、「旅」と「交流」の時間は大事にしていってみてくださいね。

2025年下半期の仕事面でのあなたのテーマは「問題解決のスペシャリストになっていく」です。

2025年下半期の双子座は、仕事面において、「ある専門知識を持っていることや、専門のキャリアを築いてきたこと」が評価されていきやすいし、不思議と、「問題解決のスペシャリスト」として、組織やチームに欠かせない人員になっていきそうです。

色々と説明していきたいのですが、まず、この2025年下半期においては、あなたが持っている「専門分野の経験値や知識」がかなり評価されそうなのです。もちろん、「え、私、得意とする専門分野を持っていません。自信がないです」とおっしゃる人もいると思います。

その場合は、ひとつのイメージをここでしてほしいのですが、あなたの目の前に、お店があるとします。そのお店は、飲食店でも、美容院でも、お花屋さんでも、何でも良いです。では、あなた自身が、そのお店がもう少しだけ繁盛していくのに、お手伝いできる分野は何だと考えますか?

デザインが得意な人なら、お店のロゴや外観などを見直していくかも知れないし、「ワシ、コツコツやっていくのが得意なんですわ」という人は、厨房など、裏方に入っていくかも知れない。

そのように、「ここの部分においては、他の人の1.2倍ぐらいはお役に立てるかも知れません。私、そのような作業、好きですし」と言えちゃうことを、あなたは自分の「専門分野」としていっても大丈夫なのです。

2025年下半期の双子座の仕事運は、自分から「私は、どうしていきたい? 」と、主体的に動いていくよりも、周りにある「困った」や「もっとこの動きを大きくしていきたいなぁ」のお手伝いをしていくことで、運が開けていくことが多そうですよ。

他の人が抱える問題、もしくは、アイデア出しなどの機会において、「私だったら、こうしていきます」とか、「このような手順で、ゴールを目指していけば、今までになかった成果が出せるのではないでしょうか？」など、思ったことを発言していくのも良さそうです。

他人が抱えているもの、そして、他人からの呼びかけに対して、思った以上に優れた問題解決の方法や、「次に繋げていくためのアイデア」を思いつくことができそうなので、勇気を出して、周りに関わっていってみてくださいね!

2025年下半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「疲れを癒し、真面目な話もしていきます」です。

まず、ひとつ話をしたいのですが、2025年下半期の双子座は、「普段、家でやることを、ロケーションを変えてやっていくことが最高! 」と感じていくことが多くなりそうなのです。たとえば、「わざわざビジネスホテルに泊まって、漫画を読む」とか、「コテージに一泊して、そこでカレーを作る」とかですね。ひとりでやっても良いですし、仲の良い人同士でやっても良いのですが、そのような「空気の入れ替え」が、この時期の恋愛面や人間関係に大きく影響していきそうなのです。

本文でも書いてきたように、2025年の9月ぐらいまでは、「今まで、ブルドーザー的に働いてきた改革の疲れを落としていくこと」が大切になります。だから、旅などをして、非日常を味わうのが良いし、仲間内での交流も楽しいものになっていきそうですよ。

その上で、2025年10月以降のあなたは、友達関係でも、知人や、仕事上の人間関係でも、「この問題を解決していくために、どうすれば良いのか。あなたはどう思う? 」など、再び、「現状改革」の動きが強まっていくし、その時に、「固い話も含めて、今後のことを相談し合える人」との縁がかなり深まっていきそうなのです。そういう意味で、シンプルに、この2025年下半期は、「ふざけた話もできるけど、真面目な、これからの話もできる人」との間で縁が深まっていきそうです。

あなたの方から、「どのケーキが最強なのかの話も面白いのですけど、ちょっと、真面目な話もしていいですか? 」など、そのような話を持ちかけていっても良かったりしますよ。