獅子座

2025年下半期の獅子座は「備えの思想」を表す、紫が出ていました。

今回、2025年下半期の占いをしていった時に、獅子座からは「周りの様子を眺めながら、状況を見極めていく視点もちゃんと持って、自分の道を歩んでいく」動きが、かなり強く伝わってきたのですね。

「え、何それ? それって、2025年の下半期の占いというより、ごく一般的なコメントじゃん」

と言われてしまうと思うので、ちゃんと説明をさせてください。12星座を占っていくと、その中でも、獅子座はトップクラスの「リアリスト」としての視点を持っています。

その「リアリスト」しての獅子座の目から、今の時代を見た時、そこには、「大雨への備え」のような感覚が伝わってくるのです。

どういうことなのか。

たとえば、今って、「一昔前の夏」と違って、気温も段違いに高くなったし、あと、「ゲリラ豪雨」とされるような、局地的な大雨が降るようなことも増えましたよね。

一昔前の夏においても、台風は来るし、大雨も降っていました。でも、そのようなニュースを見たとしても、「まぁ、今回も別に、注意報だけだろう」みたいな感じで、「さぁ、明日も仕事だし、早く寝ちゃおう」と、今と比べると、特別な備えは必要としないことが多くありました。

でも、今の時代って、どの地域に住む人も、「局地的な大雨」が降って、「え、ここが冠水しちゃうの? 」という事態に遭遇することもあって、「現実的に、避難の選択をしなければいけない」可能性も出てきましたよね。すみません、ネガティブな話で。

そのような時代背景もあって、2025年下半期の獅子座は、キーワードとして、「備えの思想」を強化していく動きが出てきているのです。

言葉のインパクトは強くなっていますが、あなたが扱っていく「備えの思想」は、災難などに備えるなど、そのようなネガティブなものへの対処だけではなくて、「日常生活から脱出して、ちゃんと思い出作りをしたり、自分なりのバカンスを楽しんで、空気を入れ替えていこう」みたいな考え方や行動にも結びついていくので、緊張しないで読んでいってくださいね。

2025年下半期の獅子座は、「備えの思想」を持ちながら、状況をきちんと見極め、「自分にしかできないこと」を確実にやっていきそうなのです。

周りの状況を正確に見抜いていく「見極め力」は、この2025年下半期の獅子座を支える大事な能力になっていくので、この部分について、ちょっと説明させてくださいね。

獅子座には元々、「冒険家の刑事」みたいな性質があったりします。

「え、なんですか? 冒険家の刑事って」と言われると思うのですが、まず、獅子座の性質の中で大きな存在感を示すのが、「冒険家」としての部分なのです。

他の人と違って、獅子座は「私の人生、ここまできたら安心! 」みたいな感覚が無かったりもするのですね。

あなたは、自分の努力や幸運によって、どんなに良い居場所を手に入れたとしても、どんなに周りから羨ましがられるような社会的なポジションに収まったとしても、「ここは別に、私にとって安住の場所でもなんでもない。さらに精進しなければいけないし、ここが合わなくなった時のことを考えないといけない。それに、私の人生の中で、ひとつの居場所だけに留まりたくない」と思う人なのです。自分の中に「一日だけ満足して、その後は飽きていく自分」がいることも知っているし、やはり、あなたは「次に向けた備え」をやっていく人なのですね。

その上で、もうひとつ、獅子座には「刑事的な性質」がかなり強くあります。推理力や、洞察力のセンスがすごいのです。

たとえば、あなたがある友達から、「ごめんごめん。約束していた明日のランチ、どうしても行けなくなってしまって。リスケできるかな? 」という話を受けたとします。その際、あなたはすぐに、「この子は本当に謝りたい時には、『ごめん』は一回しか言わなかったはず。今回、二回続けて『ごめんごめん』と言ったのは、おそらく、昨日飲み過ぎて何かあったか、急に行きたくなくなったか、ちゃんとその理由を話すのが恥ずかしくなったからだと思う。別に、どうしてもこの子とランチに行きたいわけじゃないから良いけど、私に対するこのような扱いが今後も続くとなると、友達関係を見直さなければいけないかもな」など、そのようなことまでも、一瞬で推察していったりするわけなのです。

つまり、あなたが「刑事的」と言ったのは、一瞬の事象として表れる「違和感」について、「ん? 」と反応できる力が並外れているからなのですね。

何が言いたいのかと言うと、2025年下半期の獅子座は「ずっとここに留まって、安定を求めたいわけではなくて、外の世界にも触れていきたい。どのようなかたちであれ、冒険は続けていきたい」という「冒険家」の部分と、「この違和感は別に見過ごして良い。まだ、危険レベルではないから。でも、この違和感については、もう少しだけ、調査の必要性が出てくるかもな」という「刑事的な推察能力」の両方が、さらに高まっていくタイミングにいるということなのです。

この時期、「冒険家」の素質を持ち、「刑事」の能力も持つあなたは、「現状の動きに備えつつ、自分なりの冒険範囲を広げていく」など、並大抵の人にはなかなかできない、奇跡のような行動もしていけそうですよ。

「冒険家」と「刑事」。

改めて、この二つのキャラクターは、2025年下半期のあなたの活躍を支えていってくれる、大事な相棒になっていきそうなので、自信を持って、その能力を使っていってみてくださいね。

「冒険家」と「刑事」の話から続くのですが、やはり、2025年下半期の獅子座は、「周囲の状況の見極めと、自分の行動の選択」がとても大事になります。

もしよければ、このような表を作ってみてほしいのです。以下に書くことを印刷するなりして、壁などに貼っておいてもらっても良いですよ。

• 気のせい
• 気にし過ぎ
• 無視するわけにはいかないけど、もう少し、様子を見るか
• いや、これは一回、ちゃんと考えた方が良さそうだぞ
• 一回、ちゃんと話し合ったり、意見の確認をしておこう
• ベースは現状のままで、改善はしていけそう
• 変更も含めて、次の方針やプランを決めていかなくちゃ
• 見切るか
• ここまで持ってくれて御の字! よし、次の私の選択肢を考えていこう!

上に書いてきた箇条書きの項目って、下に行くほどに、いわゆる「見過ごせない問題」が起きてきていて、それに対して自分がどう動いていくかという、対応の「迫られていく度」も上がっていっていますよね。

2025年下半期は、このような表を頭の片隅に置いて、「私の周囲の状況はどういう感じで、それに対して、私はどのようなアクションを起こしていこうか」と、的確に判断していくことが求められているのです。

このような「行動軸」を決めておくと、実は、悩むことが減っていったりもするのですね。「悩み」って、「私はこんなに一生懸命頑張っているのに、なんでこういう嫌なことが起こるんだよ! 」など、現状に対する「好き」と「嫌い」の感覚によって起こってくるものでもあるからです。

もちろん、生きていく上で、自分の「好き」と「嫌い」、そして、感情を持っていくことは大切です。でも、この時期の獅子座は、もうちょっと違うベクトルで、「冷静さをちゃんと持ち、未来に対して、適切な布石を打っていくこと」が必要になってくるのです。

ここまでも見てきたように、2025年下半期のあなたは、「備えの思想」、つまり、「状況をちゃんと見極め、何をしていくかを決める」など、そのようなセンスがさらに強化されていきそうなのですね。

一方で、あなたには「冒険家」としての面も強くあり、この2025年下半期においても、「ずっと同じ場所や立場に留まらない。どんどん、できるだけ外の世界に冒険をしていったり、新しいチャレンジをしていって、変化を巻き起こしていく」など、そのような力が強まっていったりもします。

やはり、獅子座の特性を表すものとして、「冒険」というキーワードは外せないのです。

では、この時期のあなたは、どのような「冒険」をしていくのでしょうか。

ここがですね、ちょっと大事なところになるので、詳しく説明させてくださいね。

まず、あなたにとっての「冒険」を表すものなのですが、そこには実は、「息苦しさからの、脱出」の性質も含まれていたりするのですね。

あなたが、「今まで、自分がやったことがないことをやりたい」とか「未知の分野に、チャレンジしたい」と真剣に願っていく時というのは、あなた自身が、今いる環境に「息苦しさ」を覚えているタイミングでもあったりするのです。

その時のあなたの心境を台詞にすると、このようなものになります。

「ここにずっといると、私の視野が狭くなってしまうし、色々なことに対してずっと文句や不満を言っている人になっていってしまう。ここまで、色々な体験をさせてもらったことには感謝するけど、もうそろそろ、私は外の世界に向けて、旅立たなければいけない」。

やはり、この環境にいることによって、自分自身の中で「酸欠の感覚」が大きくなり、重くなっていってしまうのです。だから、「ここではない環境に脱出していくことによって、新鮮な空気を補充したい」という願いが、獅子座の「冒険」の中には含まれていたりもするのですね。

もっとシンプルに言うと、あなたの「冒険」や「脱出」の行動の裏側には、「もう、この人（たち）の顔なんて見たくない! フンだ! 」という、ある種の「人間嫌い」が強烈に発動していることが多いわけなのです。

もちろん、それは悪いことではないし、ある種の人たちに「息苦しさ」を感じてきたからこそ、これまで、自分にとっての「次の環境」や「新天地」を求めていくこともできた。

でも、この2025年下半期、あなたが真にチャレンジしていくべき冒険や改革、そして、脱出劇は、「人と共に起こしていくもの」になっていく可能性が高いのです。

この時期のあなたは、「新天地やフロンティア、まだ私がやったことがないようなことを切り開いていくための冒険」だけではなくて、「改めて、私の周りにいてくれる人たちに再注目していって、その人たちともっと交流を深めていったり、一緒にできることを探す」など、いわゆる、「人」に注目していくことで、「新しい冒険の可能性」を見出していくのです。

あなたは再び、自分の周りにいる「素敵な個性を持った人」に注目して、「これまでの関係性の中ではできなかったこと、やり残したこと、そして、新しくやっていきたいこと」について、誰かとタッグを組んだり、協力をしていくことによって、これまでにできなかった「奇跡の体験」をしていくこともできそうなのですね。

2025年下半期の獅子座は、「これまでの対人関係にあった、壁」が、これもタイミング良く、良いかたちで破壊されていくようなことが起こります。仕事面においても、「もっとこういう企画にチャレンジしていきたいのだけど、相談に乗ってくれない? 」と周りから頼まれることがあったり、プライベートにおいては、「私、浴衣を着ながら、釣りをしてみたい。ちゃんと救命胴衣も着用するからさ。何か、今しかできない思い出を作りたいの! 」など、多種多様な「楽しい無理難題」がぶっこまれていきそうなのです。

長くなってしまいましたが、「え、それはまったく新しいチャレンジだよ。やろうよ! 」というものから、「何それ! バカバカしいけど、面白そう! 」と思うものまで、周りの人たちと一緒に、幅広く、手掛けていってしまってくださいね。

そして最後に、笑いながら聞いてもらいたい話があるのですが、あなたは本当に深く、人を大事にする人だし、周りに送る「愛の力」も、ものすごいものがあります。

でも同時に、「絶対にこういう人は許せん」と、他人に向けての「許せん力」も、本当に強かったりするのです。獅子座って本当に、「駅の階段で、前の人が持っている傘がちょうど、目に当たるような角度で持っていて危ない」など、そういう人が許せないです。そういう人に会ってしまうと、一日中、「どうしようもなさ」を抱えてしまったりもする。

そんなあなただからこそ、「自分の中で溜めてきた、他人に対する怒り」がある一定の容量を超えると、「はい、移住! 」と称して、荷物を全部まとめて、出ていっちゃうところがあるのですよね。「ここでの暮らしは良かったのですが、複数の許せぬ人々がいたので、グリーンランドに引っ越しました。少し寒いですが、とても良いところです。お近くにお寄りの際には、ぜひ、遊びにきてくださいね」みたいなことを、本当にやりかねない人なのです。

あなたの「許せんパワー」は、様々な能力や仕事を作り出したり、あなたにしかできないことをやり遂げていくための原動力にもなります。

でも、この時期に関しては、「許せんパワー」をストイックに溜めていくのではなくて、定期的に「よくわからない企画や集まり」などをやって、「ワッハッハッハ! 」と笑い流す方向で、対処していってみてくださいませ。

そして、一緒に笑い合ったり、一緒に、悔しい思いをし合った人たちと、必ず、「これまでになかった、面白い体験や思い出」を作っていけますよ。

ひとりで自分を追い込まず、人と会って、共有し合ってみて。

久しぶりにお友達に連絡して、「なんかさ、鶏肉とキュウリだけで、バーベキューとかしない? 」など、あなたの方から、「面白い無茶振り」をどんどんやっていっちゃってくださいね!

2025年下半期の仕事面でのあなたのテーマは「なぜか知らないけど、押さえるべきポイントや、正解がわかる」です。

仕事における能力やセンスの話をすると、獅子座は元々、「アイデアの確信」みたいな力を強く持っている人が多いです。

たとえば、ある仕事の企画が投げかけられた時に、あなたはファースト・コンタクトの段階で、「あ、ここがポイントになりそう! 」、「このやり方が試せそう! 」と、一瞬で、立体的な理解の仕方や把握をしていくのです。

その力が2025年下半期においても活かされそうで、やはり、「企画書を見た瞬間」とか、「話を聞いた瞬間」に浮かんできたアイデアを見逃さないで。なんなら、その場でメモしていくことも大事になります。

一方で、2025年下半期全体を通じても、獅子座は仕事面において、「納期や締め切りなどがある、最前線の世界」にいそうです。つまり、忙しい時は、すごく忙しくなりそう。

その「忙しさ」への対処法になるのですが、ここ最近の獅子座は、「むやみに、心を動かさない。関心を持たない。興味が持てないものに興味を持ってもしょうがないから、淡々とやる」という、「心を動かさない健康法」みたいなものを編み出してきているはずなのです。

ひどい言い方だけど、「この人は多分、変わらない人だから、最低限の対応策は取りつつ、距離を取りながら、自分のやっていることを大切にしよう」みたいな判断をして、きちんと力や体力を温存していく。

そのやり方が上手くはまっていって、「俺のターン」が来た時に、あなたは爆発的な力を発揮していけそうですよ。

2025年下半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「この人との仲が深まっていくとか、予測していなかったな」です。

2025年下半期の獅子座なのですが、恋愛面を含む、人間関係において、「この人との仲がもっと深まっていくとか、人生の中でもっとお互いのことを必要とし合うなんて、予測していなかったな」と感じていくことが起きていきそうなのです。

この現象について少し説明をしたいのですが、人と人との関係って、色々な「棲み分け」のようなエリアがあったりするじゃないですか。

たとえば、「この人とは親友同士。お互いの家に上がってもらっても構わない」みたいな付き合いもあるし、「この人とは仲が良いけど、あくまで知人で、主に仕事の付き合いをしているだけ」など、そのように、ある程度「エリアで固定された付き合い」をやっていることも多いわけですよね。

でも、この時期の獅子座は、「この人とは仕事で一緒になっただけなんだけど、ある出来事がきっかけで、親友エリアに昇格し合った」みたいな感じで、仲が深まっていったり、「エリアの変更現象」が起きてきやすいのです。

2025年下半期は「新しい地殻変動が始まる」と言っても良いぐらいに、人も、モノも、常識も動き出していくような年になっています。だからこそ、新しい頼み事や、新しい困り事が発生しやすく、今までひとりでやりくりしていた人も、「周囲の助け」や、「仲間やコミュニティの再結成」を求めていくのです。

その動きに獅子座も加わっていくことになりそうです。特に、「誰かからの頼み事や相談」に関しては、「縁が深まっていく契機」になりやすいので、余裕がある範囲で答えていってくださいね。「何か、私にできることはある? 」など、そのような、余計なお世話の申し出も、「良い人との縁」に結びついていく可能性が高いので、お勧めですよ。