射手座

2025年下半期の射手座は「まぁ、私の気分次第かな! 」を表すオレンジが出ていました。

今回、2025年下半期の射手座の占いをしていって、正直、面白かったのです。どうしてかと言うと、すでに、あなたの頭の中には色々な「今後に関するやってみたいこと」や「具体的に動き出していくためのプラン」があったりするし、仕事、プライベートの両面において、「魅力的なお誘い」なんかも多く出てきそうなのですね。

つまり、2025年下半期の射手座にはすでに、色々なカードが揃っていたりする。

言い換えると、あなたの目の前には色々な材料が揃っていて、あとはそれを「調理していくだけ」みたいになっているのだけど、「なんか、やる気が起きないんだよね」と、漫画に出てくる、気まぐれの天才料理人みたいな感じになっているのです。

手に包丁を握らずに、タンポポの綿毛をフーッと吹いたりして、遊んでいる。周りの人が困って、「シェフ! いつ調理してくれるんですか? 」と聞いても、「まぁ、私の気分次第かな! 」と言って、遊んでいる。それがですね、2025年下半期の射手座の姿勢として、あったのですね。

そんなわけで、この2025年下半期の射手座にとって、一番大切なことは「やる気と気力の取り戻しツアー」になっていきそうなのです。

色々なことをお話していきたいので、お茶でも飲みながら読んでみてくださいね。

2025年下半期の射手座を占っていった時に、まず最初に大切になるのが、「テキトーに遊ぼう」という感覚を大事にすることなのです。

今回、射手座の占いをしていって、あなたの心の声として、「なんか本当に、色々なことをこれまでやってきて、疲れちゃったんだよね」とか、「一回、次のプロジェクトを始めていく前に、一息つきたい」というものがあったから。

2025年下半期に至るまでに、あなたは着々と、「未来計画」の実現に取り組んできました。

「いついつまでに、これをやりたい」とか、「いつ、次の計画がスタートしても良いように、この期間内に、この準備は整えておきたい」みたいな、そのような目標をどんどんクリアしてきたと思うのです。

やはり、ここまでの射手座は、悠長に生きていたわけではなくて、ちゃんと自分なりに計画をして、どんどん必要なものを取り揃えたりして、駆け抜けるように生きてきたわけなのです。

そして、「じゃあ、ここから本格的に、やりたかったことをやっていくわけですね! 」みたいなタイミングにいるのですが、「一回、何も決めないで、テキトーに遊びたい」とか、「本格的に次が始まっていく前に、やる気や気力の回復も含めて、自分なりに何かをしたい」など、あなたは本業を始めていく前に、計画を立てて、ちゃんと「あー、楽しかった! 」と思える寄り道をしていきたい気持ちになっている。

この、「気力とやる気」の話は重要なので、もう少し、説明していっても良いですか?

射手座は元々、「どんなに仕事で疲れていても、ライブには行く」など、そのような「自分が所属する世界を、二つ以上持ちたい人」でもあるのです。だから、射手座の周りの人は、「あの人、仕事が忙しいはずなのに、絶対に飲み会には参加していて、すごいな」と感じていることが多かったりもする。

でも、当の射手座としては、体力的に、多少の負担がかかったとしても、「私が知っている世界がひとつだけ」という窮屈さに耐えられないようなところがあるのです。たとえば、仕事だけしていれば、お給料をもらって、自分自身の社会的な役割も得ることができて、いわゆる、「安定」という感覚も手に入る。でも、射手座って、「半分は定住の人。そして、半分は遊牧の民」のようなところがあるから、外の世界の空気を吸いに行かないと、参ってしまう性質があるのです。「自分が生きていくために、二つの世界の行き来が必要」だと、直感的に理解している。

だから、占いを通して射手座のことを見ていくと、本当に面白いのです。

射手座がある仕事を持っている一方で、たとえば、「山登り」をライフワークにしているところがあると、両方、「命がけ」みたいな態度で、仕事と山登りの両方に向き合っていくようになるのです。街で仕事をするのと、山に入ることは、そこで求められるルールも、息遣いも、周囲への目の配り方なども、すべてが異なってくる。山で熊に出会ってしまったら、「私は〇〇商事の人間だぞ! 」と言っても、熊としては「そうですか」と言って、右手を振り抜いてくるかも知れないわけだから。

このように、射手座は、体力的には大変かも知れないけど、「ひとつの世界だけにずっとい続けてしまうと、私にとっての大切な気力や、やる気、そして、生命力がどんどん枯渇していってしまう」感覚を覚え、自分自身の回復のために、「こちら」と「あちら」の世界を行き来していく。

「自分の気力とやる気、そして、目の前のことに興味がない状態においては、絶対に良い物語を作れない」という謎の感覚を、射手座は持っているのです。

だから、自分の人生の責任として、「偏屈」とか、「変わっている」と言われたとしても、気力ややる気の回復時間をちゃんと確保しておきたいのですよね。

特に、2025年下半期に入る前の射手座は、「こちら側の生活での足場」、つまり、仕事で成果を出すことや、私生活の設計、これから先の生き方計画への取り組みなど、いわゆる、「現実世界に向き合い続けてこなければいけなかった時間」が長かったからこそ、2025年下半期は、「一回、脱走! 」と、外の空気を吸っていきたい気持ちが強まっているのです。

あなたの手元に「これから先の、未来計画表」はあるのかも知れないけど、それを本格的に広げて、「じゃあ、やっていくぞ! 」と手をつける前に、「一回、遊ぼう! 」と叫んでみて、思いついたことをやってみてくださいね。やはり、「何も自分に強制をしてこない世界」としての、自然がある場所に赴くのがお勧めになりますよ。

もうひとつ、大切な話をさせてください。

今回、2025年下半期の射手座を占っていった時に、大事なキーワードとして「利他」というものが出てきたのです。

この、「利他」というのは、いわゆる「利己」と対比される言葉であって、「自分のために生きるよりも、他人や周りのために生きる」ような姿勢を持つものなのですね。

ただ、こういう話って、いわゆる、「美談」とか「お説教」、そして、「理想主義的な話」みたいなかたちで扱われることがほとんどだと思うのですが、2025年下半期の射手座が扱っていく「利他の姿勢」というものは、充分に現実主義的なものだったのです。

どういうことなのかと言うと、今って、「自分の人生の中で、どうしても欲しいものを言ってください」と言われて、答えようとしていった時に、「他人が言った答えと、すごく、かぶる」みたいなことが起こりやすいのかも知れないのです。

もちろん、どの人も、お金は欲しいし、時間も欲しい。安定も欲しいし、人によっては、「どこかに別荘が欲しい」という人もいます。

でも、それらが「魔法」ではなくて、現実の中で、努力をして手に入れていくものとなると、多くの人が「まぁ、スマホは必須でしょう。そして、まぁ、お金も必要。他に欲しいものは、やっぱり自由とか時間かなぁ」みたいな感じになってくる。だからこそ、欲しいものが周りと似通ってきて、「自分だけが特別欲しいもの」って、少なくなってきていたりもするのかも知れません。ネットの世界が発達することによって、「何かを手に入れること」が、単なるワクワクする夢ではなくなって、「リスクや不自由さの面」が強調されることも多くなってきたから。

信じられないかも知れませんが、今から20年ぐらい前、スマホが出てくる前の携帯電話って、カタログを読んでも覚えきれないぐらいの、多種多様の機種があったのです。

その、膨大な機種の前で、「何に特化した機種を選ぶか、そして、どこのキャリアを選ぶのか」など、そういうことのひとつひとつが、「自分の個性を賭けた戦い」みたいな面があったのですね。

もちろん、「あの頃は良かった」みたいなことを言いたいわけではないです。でも、その頃の時代においては、「各自、自分が欲しいもの」が良い意味でも悪い意味でも、すごく個性的であったのです。

今の時代は、一昔前と比べて、「『自分だけがどうしても欲しいもの』を手に入れていくことによって、自己実現をしていく特別性」みたいなものが、少し薄れてしまったところがあるかも知れません。

じゃあ、何のために人は生きるのか。

そのようなことが問われてくるわけですが、2025年下半期の射手座は、「誰かや、何かとの関わり合いの時間を作っていくことで、そこに、特別な個性が生まれていくんじゃないか」と予感しているところがあるのです。

つまり、「自分のことは自分でやり、自分で計画を練って、わからないことはすぐにネットで調べて、自己完結していく」みたいな、「今の主流の生き方」から逆行する生き方を作っていこうとしている。

何かですね、2025年下半期の射手座が目指す、「最先端の、人としてのあり方」というのは、「『何が起こるかわからない』を、取り戻すこと」だったりするのです。

「何が起こるかわかってしまう人生を生きたとしても、そんなもの、1mmも面白くない」

という、野生の気持ちが大きくなってきているのです。

自分の人生において、ちゃんと、「検索しない部分」を持っていく。行動するまで、「何が起こるかわからない」という時間を持っていく。

すごく極端な話、農家の人と偶然知り合って、田植えを手伝わせてもらえるようになったら、そんな特別な思い出や時間は、検索しても出てこないわけです。

そのような、「偶然が生んだ産物」や、「何かに参加しなければ、生まれてこなかった話」があるルートって、誰かが真似しようとしても、できないものなのです。

他人と関わっていくこと、そして、自分の世界を広げて、未知のものとの関わり合いを持っていくというやり方をしていくと、「どうなっていくのか」が予測ができないし、「今回は良い出会いだった」とか「今回はちょっと、キツかった」みたいな、そのような「クジ運」が発生してしまう面もあります。

それでもなお、2025年下半期のあなたは、「予感できて、予測できて、調べた通りになるような結果」を迎えていくよりも、「予感も予測もできなかったし、検索では生み出せなかった結果」の方を、歓迎していくようになります。そろそろ、そういう方面の話を、本格的に開拓していかなければいけないと感じてきている。

これまで、「正しい生き方」として推奨されてきた「利己」には限界があり、人から個性を奪い、生きることが面白くなくなってしまうような面もある。その逆に、コスパも悪く、何が起こるかわからないような「利他」の心からは、もちろん、「無駄骨」や「面倒くささ」もたくさん出てくるけど、「そこでしか生まれなかった、大きな宝物」が生まれてくる可能性が出てくる。

今の射手座が目を輝かせているのは、何が起こるかわからない、「利他」の方なのです。

ぜひ、良い方の意味での「参加ガチャ」、「偶然ガチャ」を楽しんでいってくださいね!

2025年下半期の仕事面でのあなたのテーマは「洗い出しの力を磨いていくぞー! 」です。

2025年下半期の射手座は、どの仕事をしていく上でも、一番に求められていく能力やセンスがあって、それは「洗い出し」の力なのです。

この「洗い出し」というのは、仕事上において、「このような目標を達成したい」とか、「このような課題があって、それを改善したい」などのミッションが出た時に、「では、現状の問題点を全部出しましょう」、「今、できることをまとめましょう」など、一回、「ふろしきやバッグの中にあるものを全部出して、整理整頓をして、その上で、どこに力を入れていくべきかを考える」という力を指します。

「一回、全部出す。問題点の整理。そして、このミッションを達成していくために、どのような順番で、手をつけていくのか」。

この時期の射手座はかなり頭を使って、色々なシミュレーションをしていきそうなのです。

ちなみに、オーラカラーで見ると、この「洗い出しの力」を表す色は白になります。

この白のオーラが強い人は、「普段使っているバッグの中身には何が入っているか」とか、「着なくなった洋服は、この棚の中に入れておこう」など、普段から物事を「カテゴリー分けして認識しておく」感覚を持っているのですね。

2025年下半期の射手座は、そのような習慣を意識して取り入れていくと、仕事の現場で役に立つ、「洗い出しの力」も磨かれていきそうですよ。

2025年下半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「休日にもんじゃ焼きで文字を書いているんですか? それ、すごく興味あります」です。

ここでもひとつの話からしていきたいのですが、射手座の人って、割と自分の中にある直感で、「相性」が分かる人でもあります。「あ、この人とは仲良くなるだろうな」とか、「あ、こういうタイプの人とは、一見仲良くなりそうだけど、そこまでの関係にはならないんだよな」など、人間関係における、自分の勘＋経験値があって、距離感が分かったりもする。

これは、射手座独特の感覚になるのですが、あなたは、向き合う人との間で、「吸収可能性があるかどうか」をすごく見抜く人でもあるのです。

あなたが大事にする「吸収可能性」というのは、「この人、面白い! 私が知らない世界を知っていそう! 」と目をキラキラさせていく力と、その反対に、「この人から学ぶもの、そして、得るものはひとつもないな」と、目を伏せていく力の両方を含むものなのです。

2025年下半期の射手座は、この「吸収可能性」の力がさらに開花して、「相手が持っているものを吸収したい、影響を受けたい」、そして、「影響を与えたい」と思える人との縁が深くなっていきそうなのですね。

特に、「この人、こういう部分がすごくちゃんとしているな」とか、「この人、変につけ込んでこようとしないから、いいな」と思える人に注目してみて。

ただ、注意しなければいけないのが、そういう人は、いわゆる「自立している人」でもあったりするので、「隙」を見つけていくのは、なかなか難しい。

そういうわけで、この時期のあなたは、「すぐに仲良くなろう」とするのでははくて、少しずつ、時間をかけていくのが良さそう。そして、空き時間などに、相手が「休日にもんじゃ焼きで文字を書くことをやっているんですよ」みたいな話をしてきたら、そこに「え、休日にもんじゃ焼きで文字を書いたりしているんですか? すごく面白そう。私それ、参加したりできます? 」と食いついてみて。

その逆パターンとして、あなたが「私の休日紹介」をした時に、相手が食いついてきたら、そこから話を進めてみてくださいね。