牡牛座

2025年下半期の牡牛座は「私、勉強がしたいです」を表すネイビーが出ていました。

まず最初に、この2025年下半期が占い的にどのような位置づけを持っているのかと言うと、「混乱してきた今の時代に対しての、私なりの回答」を出していくような時期だったのですね。

つまり、「今、時代は混乱しています。それは、知っています。毎日、ニュースとかすごいですものね。でも、そこにずっと付き合い続けてもあれなんで、私としては、こういうことをやっていきたいです」と、そのような独自の方向性であったり、指針や回答を示していくような時なのです。

では、早速なのですが、牡牛座が今の時代に対して示していく回答とは何なのか。

それは、「私、勉強がしたいです」だったのです。

2025年下半期の牡牛座を占っていく上で、この「勉強」というキーワードは、とても重要なものになっていました。色々なことを話していきたいので、お茶でも飲みながら、読み進めていただけたら嬉しいです。

「2025年下半期の牡牛座が取り組んでいく勉強とは何か? 」についての話をしていく前に、この社会の中で行われている「勉強」というものがどういう性質なのか、簡単にまとめさせてください。

僕自身の感覚になるのですが、今、この社会の中で行われている勉強とは、大きく三つの性質があると考えています。

一つめは、「学校でのお勉強」ですね。これは本当に、生きるために必要な基礎学習を含めて、のちに、「これぐらいの勉強をすると、この学校に合格できる」など、そのような受験科目の勉強も含みます。

二つめが、「社会に出て、仕事を通して、専門知識や技術を学んでいく勉強」です。「元々は営業をやっていましたけど、それに加えて、企画書の提案や、0からのイベントの立ち上げなども経験してきました」というような申告は、ここでの勉強を元にして、やっていくわけです。

そして、三つめが「趣味や、自分の好きなことに対する勉強」になります。「完全に趣味なのだけど、ずっとパン作りをしている。なんか、私にとって、パンの生地をこねているのって、瞑想に近いのよね」みたいな感じで、誰かに言われたからではなくて、自分の好きなものを追求していく手段としての勉強があります。

もちろん、細かく見ていけば、この社会の中にはもっと色々な種類の「勉強」が存在しています。ただ、それを細かく説明していくとすごいことになってしまうので、とりあえず、今回は上のように「三つの勉強がある」と認識してもらえたら嬉しいです。

それでは、牡牛座が2025年下半期にやっていく勉強とはどういう種類のものなのか。

それは、上で書いてきた「三つの勉強をすべて混ぜ合わせていったようなもの」になっていきそうなのです。

たとえば、普段は美容師の仕事をしている牡牛座の人がいたとします。その人は、「最近、海外からのお客さんもまぁまぁ増えてきた。翻訳ソフトで会話をしているのだけど、そのソフトを使わずに、もうちょっとだけ会話ができたりしたら、お客さんも喜んでくれるし、私も嬉しい」と考えて、コツコツと仕事時間以外で英会話の勉強を始めてみたりして、それがきっかけになって、英語の検定試験も受けることになり、数年後、海外での仕事の縁に恵まれるようになった、とか。

または、「ペットのワンちゃんの小屋がどうしても必要になってきてしまったのだけど、通販サイトで欲しいものが売っていないのよね。そしたらもう、作り方を独学して、自分で作ってしまおう! 」と考えて動き出したところ、日曜大工の楽しさに目覚めて、友達の家の棚までも設計し、完成させるようになってしまった、とか。

あと、「別に、誰かに発表するわけではないけど、好きなアニメの考察をずっとやっている」みたいなことも、この時期のあなたが取り組んでいく大事な勉強のひとつになっていきます。

そのように、2025年下半期の牡牛座は、「何かがひとつのきっかけになって、個人的に勉強を始めていく」ような体験が増えていきそうなのです。

この時期のあなたは、「私が今やっている勉強は、私をもっと広い世界へ、そして、奥行きのある世界へと連れていってくれるチケットになる」と予感し、「自分なりに、もっと追求していきたい」という気持ちがかなり高まっていきます。

「私、勉強苦手だから」と遠ざけるのではなくて、「私、海が好きで、よく海に行くのだけど、あの海岸の地形はちょっと他とは違うのよね。ちょっと、調べてみよう。ついでに、私が住んでいるお家の周りの地形や地層についても、調べてみよう」など、そのような「自分の世界を、もう少しだけ豊かにしてくれるもの」としての勉強を、ぜひ楽しんでいってみてくださいね。

そして、その「勉強」こそが、牡牛座が行う、今の時代に対する「答え」です。

「正解がなく、わからないからこそ、私は自分の興味があることをちゃんと勉強をしていって、私にできる世界を作っていく」。

その感覚を、大切にしていってみて。

ここまで、2025年下半期の牡牛座にとっての「勉強」というキーワードを説明してきたのですが、あなたはもう少しだけ強く、「勉強」を、これから先に作っていく世界に役立てていくイメージがありました。

そもそもの話になるのですが、この2025年下半期だけではなくて、ここ数年間の牡牛座は、「私は私で、好きにやらせてもらいます」と言って、いわゆる、「群れから離れる」ようなスタイルを取ってきた人が多いのです。

そして、今回、2025年下半期の牡牛座を占っていった時に、「色々なことに対して、キレている」あなたがいたのです。

牡牛座は、心の中に激熱のヤンキーがいるような人です。だからこそ、あなたは「生きる温度が沸騰して、100℃になること」が、他の人以上に多くあったりもします。

たとえば、仕事で知り合った同期と楽しく飲み会をしているような時に、「なんでこの人たち、いつもヘラヘラ笑っているのだろう。この前、やると言ったことをやっていないのに」と、急に怒りと虚しさが合わさったような感情が沸騰していくようなことがある。

牡牛座は、自分自身に対しても、そして、周りに対しても、「勝負を仕掛けなきゃいけない時は、全身全霊でやればいいのに。本気でやればいいのに」など、そのような「全力の姿勢」を求めることもあります。

今ですね、あなたが持っている「全力の姿勢」なのですが、それは、この社会やこの世界全部に対して、向けられているものでもあるわけです。

あなたの沸騰した感情は、「色々言ってないでさ、真面目に、そして、ちゃんと責任感を持って、自分にできることをしようよ」というものだったりします。

だから、それを言ったあなた自身がちゃんと「自分にしかできない成果を出すこと」を決意し、自分で作っていく。発展させていく。守っていく世界に対して、独学であっても、ちゃんと勉強をして、真剣に向き合っていく。

そのような気持ちが強くなっていっているのです。

2025年下半期のあなたは、「ごちゃごちゃ言ってないでさ、自分にできることをやろうや」という、一種のブチギレの言葉を大事にしていくし、その言葉を自分自身に向けて、「自分で決めたことに対して、ちゃんと結果を出していくよ! 」と、「楽ではないこと」についてもちゃんと向き合っていくのです。他人任せにしないで、自分にできることを、ちゃんと美学やこだわりを持って取り組んでいく。そのような「理屈や口ではなくて、行動で示していく姿勢」が色々なところに出ていくようになりますよ。

変な言い方になってしまうけど、「ここに付き合っていてもしょうがない」という、自分の中のブチギレ感覚は本当に大事になっていくので、「あ、私、この流れ、嫌いだ! 」と気づいたら、早めに、「じゃあ、私はどうしていくか」の態度を決めていっちゃってくださいね。

2025年下半期の牡牛座は、勉強、学習、戦略、戦術、思考を武器にして、「道なき場所にも、道を作っていってしまう」勢いで、前に進んでいってしまいます。

これまでは「一か所に落ち着いて、地盤を固めるような動きをしていた」ところに、この2025年下半期は、「一気に、ここではない、どこかへ連れていってくれる」ような、「旅」や「移動」、そして、「新しい移動先での交流」の力が生まれ、それらが増していく流れがありそうなのです。

このような「移動をしていくことによって、増していく力」の影響を受けて、この時期のあなたは、「日常に潜んでいる様々なチャンスを、冷静に発見して、大事に取り扱っていくことができる」という、「チャンスへの嗅覚」も大きく増していきそうなのです。

この時期のあなたは、「あ、この出合いによって、私の人生はさらに大きく動いていくな」と、パッとその場で、わかってしまったりもするかも知れません。この「チャンスへの嗅覚」なのですが、「あ、今、私のそばで風が吹いたような気がする」など、「風が吹いていなかった場所に、風が吹き始めてきた」という感覚がヒントになるので、そのイメージを大事にしていってくださいね。

もうひとつ、話をさせてください。今回、2025年下半期の牡牛座を占っていった時に、「チャンスへの接近の仕方が本当に上手」と感じてしまったのです。

これはひとつの雑談だと思って聞いてほしいのですが、この「しいたけ占い」を始めて、11年の月日が経とうとしているのです。その年月の中で、「チャンスとの付き合い方」って、大きく変わった実感があるのですね。

10年ほど前の世界には、チャンスが表通りを闊歩していたような印象があったのです。でも、今の時代のチャンスって、もうちょっとだけ、恥ずかしがり屋になった気がしています。そして、チャンス側も、こちらの本気度について、以前よりももう少しだけ厳しく審査してくるようにもなってきました。

そんな背景もあって、今の世界の中で「チャンスと縁を持つ」ためには、ある程度、「あー、今日も私、徳を積んでしまった。えらいなぁ」とか、「私が実現していきたい世界はこれ! 今日も、その目標のためのタスクをやってしまった! 」など、「意図的に行動していくこと」がとても大事になってくるのです。大きな声では言えないのですが、占いをしてきて、いわゆる「運が良い人」と呼ばれている人は、「おーい、神様見てるー? 私は今日、こんなに素晴らしいことをやっちゃったよ」と、ある種の自己満足なんだけど、それを誇りにしていって、運の世界に対してアピールしている人でもあるのです。

そのようなことを特に強く、この2025年下半期の牡牛座はやっていっちゃいます。

ちゃんとチャンスを発見し、その「チャンスという名のきっかけ」をもらった時に、それをしっかりとつかんで、私にしかできないことをやっていってしまう。大胆であり、緻密であり、毎日の積み重ねを忘れない。あなたは、この2025年下半期の世界の中で、もっと深く、チャンスと仲良くなっていくことができそうですよ。チャンスと親友になる気持ちを持って、臨んでいってみてくださいね。

最後にもうひとつだけ、ここで話をさせてください。

今の時代を占っていった時に、やはり、本気の姿勢を持つ人はどんどん、「静か」になっていっている気がします。自分の考えや思っていることを発表する前に、黙々と、「実現化」に向けて、動いていく人が増えていくのです。

今ですね、一昔前の時代と比べても、誰かの考えや言葉を、いくらでもコピーできるようになってきましたし、そもそも、それっぽい言葉や考えも、AIが作り出せるようにもなりました。意味のある言葉や考え、そして、意味のない言葉や考えも、無限に作り出せるようになってしまった。

では、そんな時代における、「人間の価値」とは何か。

その価値について、12星座全員が向き合っていくのですが、牡牛座が出していく答えは、「実現を目指し、動いていくこと」になりそうなのです。

2025年下半期は、いつも以上に、自分の心に正直になってみて。

「あの人に会いたいなぁ」と思うようなことがあったら、なるべく、そのような思いつきや思い込みに対しても、「実現しようとするなら、どうしたら良いのか」など、「実現主義の感覚」を持っていってみて。

どんなに小さなことでも、「やってみて良かった! 」と思うことが、2025年下半期のあなたには増えていきそうだから!

2025年下半期の仕事面でのあなたのテーマは「下処理の大切さ」です。

2025年下半期の牡牛座は、仕事面においても様々なチャンスや、実力の発揮の機会に恵まれていきそうなのですが、イメージとして「材料の調理の必要性」が出てきやすいのです。

料理でのたとえになるのですが、お魚にしろ、お野菜にしろ、それらが「料理の材料」として、海や畑から引き上げられた時に、下処理をしたり、泥を落としたりなど、そのような無数の工程が必要になってくるじゃないですか。

当たり前の話として聞こえてしまうと思うのですが、2025年下半期のあなたは、そのような「下処理の工程」がすごく大切になってきそうなのです。

これも大事な話なので聞いてほしいのですが、世の中にある「仕事」の周辺って、「これ、誰の仕事? 」と思われるような「名前のつかない仕事」がたくさんあったりしますよね。たとえば、「誰かから受け取ったメールを、他の人が読む際にわかりやすいように要約したり、ポイントとなる点をメモ書きして、回してくれる」など。

この時期のあなたは、そのような、「原材料を下処理して、他の人が調理をしやすいようにしていく心がけ」をしていくことで、仕事運が全般的にアップしていきそうですよ。

もちろん、余裕がなくて、そういうことができないこともあるし、すべての仕事に対して、あなたが「丁寧な下処理」をしていようものなら、あなたの時間がいくらあっても足りない状態になってしまいます。

ただ、常に、顧客や「この仕事を私から受け取る人のこと」を考え、相手が受け取りやすいように手を施す。受け取って、気持ちの良い状態を作ろうとする。色々な場面でその姿勢を意識していくだけで、思った以上に仕事運が上がったり、難しい場面を切り抜けることができたりしそうなので、やってみて!

2025年下半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「つっこみポイント、発見! 」です。

まず、2025年下半期の牡牛座は、「自分なりの目標及び、勉強に本気で打ち込んでいく」ような時期だからこそ、いつも以上に、「ガードが固くなる」という姿勢が出てきそうです。

そういう意味で、この時期のあなたは「多少のガードは突き破ってきて、無茶振りなどもしてきてくれる」ような、いわゆる、親友枠にいる人には、いつも以上に助けられていきそうですよ。「休みの日はお昼まで寝ていると言ったでしょうが。連絡してこないで」と牡牛座が言っても、「いいから起きなさいよ」と、壁を破ってきてくれる人。

それでは、そのような「親友枠」以外の人とは、どのような人と仲良くなっていって、そして、気をつけていったほうが良い点はどういうところなのでしょうか。

ポイントとしては、この時期は「思わず、二度見や二度聞きをしてしまう人」に注目してみてください。

牡牛座の人は、良い意味で「一癖持っている人」に惹かれていく部分があります。ですから、あなたが誰かと会った時に、「いや、ちょっと待ってください。つっこんでいいのかわからないのですけど、言っていいですか? 」など、相手の中に「自分にしか見えない、つっこみポイント」を発見した人とは、縁が深くなっていく可能性が高いですよ。

それ以外には、やはり、この時期は少しガードが固くなってしまうような時なので、会っていく人に対して「色々と聞きたいのですけど、良いですか、すみません」など、あなたの方から「教えてほしい」の姿勢を持っていくのが良かったりします。

自分の興味に打ち込むモードの時と、他人に心を開いていくモードの時で、上手くバランスを保ちながらやっていってみてくださいね。