水瓶座

2026年上半期の水瓶座の運勢を話していきたいのですが、大きな前提として、この時期のあなたには、「2025年に思い切ってやってきたこと」がすごく大きな影響を与えていきそうなのですね。

この部分について、色々と順番にお話をさせてください。水瓶座は時々、人生の中で「思い切った整理や方向転換」をしていくことがある人なのです。これは、「リセットへの決断」と言っても良いものなのですが、あなたの中で「このままのかたちで頑張り続けたとしても、前に進めなくなってしまう」という危機感やモヤモヤが生まれて、それが確信に変わっていった時に、「よし、勇気を出して、色々なことを整理してしまおう。仕切り直してしまおう」と、リセットボタンを「ポチッとな」とやっていくのですね。

言うまでもなく、これはすごく勇気を要することでもあるのですが、2025年は、やはり、あなたにとって「思い切った整理や方向転換」を図ってきた一年になったと思います。

では、2025年にあなたがやってきたことは何かと言うと、「ゴールではなく、スタート地点の見直し」のようなことかも知れないのですね。

この部分、少し説明をしていきたいのですが、人は生きている限り、「ゴール」や「目標」を持って、そこに向かって前進していくことが多くなっていきます。特に、お正月とか、一年の初めには、「去年はこういう年だった。今年はこういう一年にしていきたい」と、今まで頑張ってきたこと、そして、反省することも含めて、「継続努力」みたいな姿勢を取りながら、また次の一年を始めていく。

でも、2025年のあなたは、そのような「継続努力」に対して、「嫌! 」と、NOを叩きつけた部分があったかも知れないのです。

「このまま色々なものを背負って、今までのかたちのまま頑張り続けるのは、少し難しいかも知れない。私は、何が楽しくて今の活動をしているのか。何がしたくて、今の生活をしているのか。本当に、スタート地点や原点にあたる部分をちゃんと見直していきたい」と強く願い、そして、このような「根本部分の見直しや改革」をしていこうと、心に強く決めていったのです。

そのような背景があって、2025年のあなたは、「すべて」とは言わないけど、可能な限りのリセットや、方向、方針の転換を行ってきたはずです。

理想を目指していると、「やりたいこと」よりも、「やらなければいけないこと」の方がどうしても多くなってきてしまいます。それはもちろん、仕方がないことではあるのだけど、「人生の中から、余計なものをそぎ落としたい」、「やっていて楽しい時間を厳選し、それを再び、大切に育てていきたい」と、大鉈（おおなた）を振るって改革してきたのが、あなたにとっての2025年だったのです。

そのような「リセットや整理の改革」を経て、2026年のあなたはどのような道を歩んでいくのでしょうか。一緒に見ていきたいです。

2026年上半期の水瓶座は「機械から人間へ。喜びと楽しさに溢れる幸せ時間」のエメラルドが出ていました。

2025年に「リセットや整理の改革」をやってきた結果、2026年上半期は色々なことに、本当にスムーズに取り組んでいけるようになって、喜びと楽しさに溢れていくような半年間になっていきそうですよ。

この時期のあなたには重要な副題があって、それは、「機械から、人間へ」になってくるのです。

どういうことなのかと言うと、これまでのあなたはやはり、「今の私は何をしなければいけないのか」と考え、自分なりに成果を出したり、成長したりして、いわゆる、「理想に近づいていくための努力」をすごく重ねてきたのです。でも、そのために「やらなければいけないことをひたすらこなしていく」、「周囲の期待に応え続ける」こともやり続けて、自分の中の何かが「削り落とされていってしまう」ような感覚も覚えてきてしまった。

これまでのあなたは「目標達成のための、機械モード」になっていることが多かったのです。イメージとしては、「ある試験を突破していくために、課題図書を短時間で読み続けてきた」ような感じ。つまり、時間を区切って、要点だけをつかんでいく。その本を読んで、じっくり感傷に浸る時間などはない。

そのような状態に対して、2026年上半期に始まっていく「人間モード」とは、ある程度時間を長く取って、本を楽しみながら読む。そして、その世界観に浸っていく贅沢を味わっていくような、「五感の喜び」を伴っていけそうなのですね。

2026年上半期は、あなたの中に、「ちゃんと楽しんだり、ちゃんと緊張したり、ちゃんと葛藤していきたい。ひとつひとつの貴重な場面をちゃんと味わっていくような過ごし方をしていきたい」という願いが生まれていきます。そして、「機械みたいに、『やらなければいけないから、とにかく、無茶を承知で乗り越えようとしていく』ような、味気ない時間の過ごし方は嫌。そういうやり方って、結局、効率的なようでいて、自分を削りながらやっていくことになってしまうから」と、強い決意がみなぎり、ちゃんとそれを実行していくことができそうです。

2026年上半期のあなたは、色々なことに対して「余裕」を取り戻していくこともできて、良い意味で「緩急」も、ちゃんとつけられます。つまり、やる時はちゃんと全速力でやって、休む時は休む。メリハリをつけていくことによって、機械モードになり過ぎない自分でいられそうですよ。

余裕ができていくからこそ、2025年にやってきた「改革」についても、少しだけ「やり過ぎたかもしれない」とか「去年は、自分の中でこういう回答を出したのだけど、もう少しだけ柔軟に着地点を変えていきたい」など、良い意味で「頑（かたく）な」な姿勢が解除されていき、「答えのアップデート」をしていくこともできそう。

何か、2026年上半期の水瓶座は、「春の野原を飛び回るモンシロチョウ」のような存在になっていきそうですよ。「ズボンをまくって、夏の海岸を走り回る」とか、「果樹園で収穫したフルーツにかじりつく」など、そのような人間味のある「ベタなこと」もやってみてくださいね!

他にも、この時期のあなたは、色々なところで「初心者ログインボーナス」を受け取っていくことができそうです。「あなた前からさ、キャンプに興味があると言ってたじゃない? 今度私、キャンプに行くからさ、あなたも一緒にいかない? 」など、その道のプロや玄人から、「あなたが興味あるなら、こちらの世界に参加してみないか? 」と、嬉しいお誘いがやってきやすいのです。

これまで、イベントなどにおいて、あなたが「周りの様子を見つつ、監督役も引き受けなければいけない。なんなら、良いことも言わなければいけない」みたいなプレッシャーを背負ってきたとしたら、この時期は「ギャー! 楽しい! あ、私、ソフトクリーム食べたい! 」など、良いかたちで「自由に動いていくことが可能な、ガヤ席」に移動していくことができそうなのですね。

「事前に全部の準備を整えてから出発する」など、そのようなことはしなくて大丈夫なので、「他の経験者に、甘えさせてもらう」の姿勢だけを持っていってくださいね。

あなたの周りにいる人たちは、これまでのあなたがどれだけ自分を削って、周りのためにやってきてくれたのかを知っています。本当、水瓶座の周りにいる人は、「こんなに贈り物をたくさんもらって、私はいつ、水瓶座に恩を返したら良いのだろう」と、ずっとヤキモキしているのです。

しつこいけど、あなたの周りにいる人たちは、あなたが必死で磨いてきた、その「能力」や「センス」があるから、あなたを必要としていくわけではありません。それよりも、「何もしなくてもいいから、そこにいてほしい。たまにで良いから、顔を出してほしい」と願っているのです。

だから、「ちょっと恥ずかしいな」と思いつつも、もじもじしながら、「ログインボーナス」を色々と受け取っていってみてくださいね。堂々と、甘えていって、堂々と、「そこにいるだけの私」をやってみて。いつも面白くなくていいんですからね! すごくつまらないあなたがそこにいても大丈夫!

そういう点を意識していただいて、あなたがのびのびと、素敵な2026年上半期を過ごせるよう、「水瓶座の周りにいるひとり」として、お祈りさせてくださいませ。

2026年上半期の仕事面でのあなたのテーマは「アナログへの回帰」になっていきます。

まず、水瓶座の仕事面を占っていった時に、不思議に思う性質があるのですが、あなたは「アナログとデジタルの、両方の世界を行き来するような人生」に縁ができやすい人なのですね。たとえば、「映像を作っていくクリエイター」の仕事をする水瓶座の人がいたとすると、その人は「デジタル情報」や「数字」を細かく取り扱っているのですが、デジタルに精通する一方で、自分のプライベートの趣味としては、「小劇場で見る演劇が大好き」など、「埃（ほこり）や古さの匂いも含めて、アナログの情報を偏愛する」ような、真逆の性質を持ってるところがあったりするのです。

もうちょっと話を続けると、最近の水瓶座は、主に仕事面において、「数字」や「デジタル情報」との縁ができていくことが多いのです。これも不思議な話で、それらのものって、「人間の感情や感覚を除外した世界」であったりもするわけじゃないですか。でも、たとえば、「この一か月、私は何にお金を使ったのか。レシートを取っておこう」みたいな分析をしたとすると、「毎週、月曜日に出費が多いのは何でだろう? 」とか、「私、幸せな気分の時は、柿ピーを買うのか」など、数字の裏に隠された「人間味」の世界を徹底的に味わっていくこともできたりする。

何が言いたいのかと言うと、水瓶座は「数字」や「デジタル情報」という、人間味を排除した世界を扱うことによって、逆に、その裏側に隠されている「人間味や世界の真相に迫る」という、特殊な仕事能力を持っていたりするのですね。

それで、この2026年上半期においては、あなたは「デジタルから、アナログへの回帰」が大きなテーマになっているのです。つまり、「研究室に閉じこもっていたような時間から、もっと外の世界に出ていくこと」が、仕事面においても、かなり強化されていく流れになりそうですよ。

「昔はよくやっていたけど、今は仕事をする上で、ほとんどそういうことを意識することがなくなった。または、そういうことをやる時間がなくなった」など、昔の私が大事にしていた習慣や流儀などを、もう一度、今の仕事を切り開いていくためのメイン・ウェポンとして用いていくことなんかも増えていきそうです。

他にも、「今は色々なデータの分析ばかりしているけど、昔の私はもっと、誰かとお茶をしたり、人について知ることを大事にしていたよな。もう一度、それをやってみよう! 」など、色々な意味で、アナログな手法への回帰がテーマになっていきそうです。

2026年上半期の恋愛面や人間関係でのあなたのテーマは「合格よ。私が主催するショーのランウェイを歩いてちょうだい」です。

すごく変な言い方になってしまうのですが、2026年上半期の水瓶座は人間関係において、「胃腸を作り替えている」がキーワードになっていきます。「は? 胃腸? 何それ」という声が聞こえてきそうなのですが、胃腸は外にある食べ物を吸収し、消化し、そして、自分を動かす栄養や燃料に変えていく器官ですよね。最近のあなたは、「人間関係」においても、「一緒の時間を過ごして、栄養になる人」と、「消化不良を起こして、吐き出してしまう人」の差に敏感になってきたところがあるのです。

この後者の人について、もっと極端な言い方をすると、「一緒にいて、もはや何も感じない人」、「モヤモヤ感が蓄積されていってしまう人」。そのような人に時間を割くぐらいなら、もっと「お互いに刺激を与え合える人」との時間を、不器用ながらも育てていきたい気持ちが増していっているのです。

2026年上半期のあなたは、「もう少し、自分の世界を広げてみて、お互いに刺激し合えたり、何かを吸収できる人を探していきたい」と、「旅の扉」を開けていくイメージが強くなっています。

今までいた場所や、今までの付き合いに満足するのではなくて、もっと、広い世界を知ってみたい。これが偽らざる、2026年上半期の水瓶座の心境になっていきそうで、「古きを訪ねる」という意味での、温故知新的なことをやっていくのも良さそうです。

それで、新しい出会いや交流のためのアドバイスがあるのですが、この時期のあなたは、「持っているセンスや世界観に惹かれる」とか、「アート性を感じる」ような人と縁ができやすいです。「この人が書く文字や絵は、何か、幼い頃の記憶の扉を開いていく記号や鍵のように感じられる」など、相手に「芸術性」を感じる人がキーパーソンになっていきそうなので、大事にしていってくださいね。

もっと極端なアドバイスをすると、2026年上半期のあなたは「自分自身がアートディレクターになって、自分が主催するショーのランウェイで歩いてもらいたい人をスカウトする」ような感覚を持っていくのがお勧めです。「あなたはもう、その靴下を履くだけ。それだけで、世界はあなたに注目せざるを得ない。合格よ。私のランウェイを歩いてちょうだい」と、そのような気持ちで動いていっちゃって!